こんにちは
4月も半ばになり、過ごしやすく汗ばむ日も増えてきましたね
皆さん、今年は「お花見」をされたでしょうか?
「花見」は、奈良時代の貴族が始めた行事と言われ、
当初は中国から伝来した梅の花を観るものだったようです。
平安時代にお花見の花が梅から桜へと変わり、
鎌倉・室町時代には武士階級に広がり、庶民に「行楽」として
広まったのは江戸時代になってからだったそうです。
桜は見ごろを過ぎた頃でしたが、先日受託している病院様で
お花見弁当を提供しました
桜を見に出かけることのできない患者様に少しでも季節を
感じていただけたらと鰆やふき、菜の花など
春の食材を取り入れ、「春」をイメージしたお弁当を
準備いたしました
患者様、職員様ともにとても好評でした
患者様からのお喜びの声は、
何よりもうれしく励みになっています
これからも患者様に喜んでいただける
食事づくりに取り組んでいきます
「食事は愛」の日米クックです。
皆様こんにちは。
新入学、新学期、新生活のスタートの時期ですね。
季節の指標である二十四節気では清明にあたり、
清明とは「清浄明潔」すべてのものが生き生きと
していると言う意味です。
花が咲き蝶が舞い、空は青く澄み渡り爽やかな風が吹く頃です。
新たな環境での生活や仕事がスタートする方も多いですね。
環境になじむことにエネルギーをたくさん使うこの時期、
動植物の生命力を分けてもらい、清々しい春の息吹を
感じながら乗り切り、木々の緑や色とりどりの花を
眺めながら散策を楽しみましょう。
自然のリズムに合わせて育まれる旬の食材には
生命力がみなぎっており、食べることでそのエネルギーを
体の中に取り込むことができます。
「春の皿には苦味を盛れ」と言う言葉を聞いたことは
ないでしょうか?
これは春には苦いものを食べるのが体に良いとする
古くからの言い伝えです。
冬の間、体内に栄養を蓄えて冬を乗り切ろうとします。
そして気候が暖かくなる春先には新陳代謝が活発になり、
体内に溜め込んだ脂肪や老廃物を排出して春の体へと
変化していきます。この変化を助ける働きをするのが
苦味のある食材だと言われています。
苦味成分には抗酸化作用で知られるポリフェノール類や
新陳代謝の活性化を促すと言われるアルカロイド類で、
体内の不要なものを排出する効果があると言われています。
私は先日、肩こりと頭痛がして足はつり体調不良でした。
知り合いのマッサージ師さんに、もみほぐしをしてもらい
睡眠をとり、春の食材で料理をしました。
知り合いの自然食店で買った食材で、野三つ葉と桜エビのご飯、
なっぱと厚揚げのお浸し、なっぱのつぼみ菜で
柚子味噌クルミ和え、春菊の豚汁を作って見ました。
皆様も新生活、新年度のスタートに向けて、
体を軽やかにお過ごし、
季節の恵みを取り入れてみてはいかがでしょうか。
「食事は愛」の日米クックです。
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