2020年3月

お花見

3月も終わりに近づき、もうすぐ4月up 

春の訪れを感じている方も多いのではないかと思います。

春のイベントといえばやはり「お花見」cherryblossom

そこで今回は、お花見について少しご紹介しますsign01

お花見といえば桜をさすのはなぜかご存知ですか?

それは平安時代より桜が花の代名詞になっているからですdiamond

古来より、田の神様は冬になると山へ行き、春になると里へおりて

来られると考えられていました。

「桜」の「さ」は神様をさし、「くら」は神様の座る場所をさしますeye

そのため、春になっておりて来られた田の神様が宿る木=桜flair

農民たちにとって花見は、その桜のもとで里に下りて来られた田の神様を

迎え料理や酒でもてなし、豊作を祈願する行事だったのですcherryblossom

この行事が江戸時代に入ると、春の行楽として広がり、

酒を酌み交わす花見となっていきましたbottle

お花見の定番三色団子は江戸時代から広まったもので、ピンクは春の桜、

白は去り行く冬の雪、緑はこれから来る夏を、移り行く季節を表していますshine

今年は新型コロナウイルスの影響で、花見に行くことは難しいですが、

窓から見える桜や、三色団子をお茶のお供にするなど、

小さな花見を楽しんでみてくださいhappy02

食事は愛」の日米クックです。

春分の日

いよいよ春めいてまいりましたねheart04

3月20日は「春分の日」でしたが、どういう日かご存知でしょうかsign02

春分の日とは「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ということで、

戦後、国民の祝日に関する法律で定められました。

また、春分の日の前後3日間、計7日間は春の彼岸(春彼岸)といい、

ご先祖様の墓参りをする習慣があります。

仏教では、あの世は西に、この世は東にあるとされ、

太陽sunが真東から昇って、真西に沈む春分の日と秋分の日は、

あの世とこの世が最も通じやすい日と考えられ、

春と秋の彼岸にお墓参りをするようになったようですflair

彼岸のお供え物といえば「ぼたもち」と「おはぎ」ですが、

漢字では「牡丹餅」「御萩」と書きます。

この二つは地域によって若干違いはあるようですが、

基本的には同じお菓子です。

日本人は四季をとても大切にするので、春は牡丹、秋は萩と、

その季節に咲く花に見立て呼び方を変えているようですsign01

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桜が咲き始め、目に見えて春の到来が実感できる春分cherryblossom

咲き始めた桜を愛で、「ぼたもち」を食べながら、

春をじっくり味わってみてはいかがでしょうかhappy01sign02 

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ホワイトデー

3月14日は、皆さんご存知の通り、ホワイトデーですheart01present

ホワイトデーは、バレンタインデーの1か月後に恋人たちが改めて

永遠の愛を誓ったringというエピソードあり、

「ホワイト」とは純潔のシンボルで

若者のさわやかな恋にぴったりという説や幸運を運び、

縁起が良いという説があるそうですup素敵ですねlovelyheart04 

そんなホワイトデー、実は日本が始まりだったとも言われていますeyenotes

日本人の習慣で、「頂きものにはお返しを」という意識があるため

自然にできた行事とも言われていますsagittarius

お返しするものribbonにはそれぞれ意味があるので

紹介したいと思いますconfidentnote 

キャンディ 甘くて長い時間楽しめる 「ずっと一緒にいてください」heart01

マシュマロチョコ 受け取った気持ち=「チョコ」を純白の愛で包むkissmark

マドレーヌ 貝の形をしていて2枚ぴったり合わさる 「夫婦円満」「縁結び」cherry

クッキー  サクサクして乾いたお菓子 「ドライな関係」「友達」clover

様々な意味がありますが、

何よりも相手が喜んでいただける日にしたいですねhappy02heart02 

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桃の節句

3月3日はひな祭りですねshine

もともとは、邪気や厄を払うための行事で、人形に自分の邪気を移して

川に流すという「流し雛」が現在の雛人形につながっているようです。

ひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれていますが、

なぜ「桃の節句」というのかご存知でしょうかcherryblossom

現代のひな祭りは3月3日ですが、旧暦では4月3日頃にあたります。

その頃の旬の花が桃だったのですが、他にも理由がありますflair

桃は古くから邪気を払う力があると考えられていました。

桃から生まれた桃太郎が邪気の象徴であった鬼の退治に向かうのも、

桃が神聖なものとされていたからなのです。

桃太郎とひな祭りに共通点があるというのは意外ですねwink

また、百歳(ももとせ)まで生きられるようにという、

不老長寿の願いも込められています。

以上のことから、厄払いや魔除け・長寿をもたらす力も持っている桃を

ひなまつりに飾る習慣ができたそうです

このようなことを感じながら今年のひな祭りを過ごしてみてはいかがでしょうかlovely

食事は愛」の日米クックです。

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