お花見
3月も終わりに近づき、もうすぐ4月
春の訪れを感じている方も多いのではないかと思います。
春のイベントといえばやはり「お花見」
そこで今回は、お花見について少しご紹介します
お花見といえば桜をさすのはなぜかご存知ですか?
それは平安時代より桜が花の代名詞になっているからです
古来より、田の神様は冬になると山へ行き、春になると里へおりて
来られると考えられていました。
「桜」の「さ」は神様をさし、「くら」は神様の座る場所をさします
そのため、春になっておりて来られた田の神様が宿る木=桜
農民たちにとって花見は、その桜のもとで里に下りて来られた田の神様を
迎え料理や酒でもてなし、豊作を祈願する行事だったのです
この行事が江戸時代に入ると、春の行楽として広がり、
酒を酌み交わす花見となっていきました
お花見の定番三色団子は江戸時代から広まったもので、ピンクは春の桜、
白は去り行く冬の雪、緑はこれから来る夏を、移り行く季節を表しています
今年は新型コロナウイルスの影響で、花見に行くことは難しいですが、
窓から見える桜や、三色団子をお茶のお供にするなど、
小さな花見を楽しんでみてください
「食事は愛」の日米クックです。
アーカイブ