桃の節句
3月3日はひな祭りですね
もともとは、邪気や厄を払うための行事で、人形に自分の邪気を移して
川に流すという「流し雛」が現在の雛人形につながっているようです。
ひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれていますが、
なぜ「桃の節句」というのかご存知でしょうか?
現代のひな祭りは3月3日ですが、旧暦では4月3日頃にあたります。
その頃の旬の花が桃だったのですが、他にも理由があります
桃は古くから邪気を払う力があると考えられていました。
桃から生まれた桃太郎が邪気の象徴であった鬼の退治に向かうのも、
桃が神聖なものとされていたからなのです。
桃太郎とひな祭りに共通点があるというのは意外ですね
また、百歳(ももとせ)まで生きられるようにという、
不老長寿の願いも込められています。
以上のことから、厄払いや魔除け・長寿をもたらす力も持っている桃を
ひなまつりに飾る習慣ができたそうです
このようなことを感じながら今年のひな祭りを過ごしてみてはいかがでしょうか
「食事は愛」の日米クックです。
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