昭和の食事について
暖かい気候になり、過ごしやすい毎日ですね。
4月29日は、昭和の日ですので、昭和の食事について
お話ししたいと思います。
とある大学の助教授らにて、面白い研究がなされました。
1960年、1975年、1990年、2005年の日本食の厚生労働省
「国民健康・栄養調査」や文部科学省「日本食品標準成分表」を
参考にして平均的なメニューを作成し、通常のえさに混合して、
8か月間マウスに食べさせるという研究をされました。
その結果、1975年の食事が一番、肥満を抑制し、
加齢性疾患である糖尿病。脂肪肝、認知症の予防し、
寿命を延伸することが明らかになりました。
1975年の食事の献立の例です
【朝食】ご飯・卵焼き・納豆・味噌汁・果物
【昼食】きつねうどん(わかめ)・果物
【夕食】ご飯・五目豆・鯖の味噌煮・すまし汁(わかめ)
上記の内容をご覧になって、思われたことはございますか?
今皆さんが、お食事されている献立と比べていかがですか?
1975年の食事は、基本的に和食が中心的で、大豆や魚などのたんぱく質や
海藻類、果物が豊富な為、エネルギーの燃焼効果が自然と体内で行われて
いたため、太りにくかったのでしょう。
昔からの献立で、ひじきの煮物や卯の花などは、身体想いな良質的な献立
なので、是非とも皆さんも積極的に取り入れていってください。
この機会に、今年の4月29日は昭和の食事で
一日過ごされてみてはいかがでしょうか
「食事は愛」の日米クックです。
アーカイブ