5月6日はゴールデンウィークの最終日で、
カレンダーには振替休日と書かれています。
実はこの日、一般社団法人国際ふりかけ協会が制定した
「ふりかけの日」でもあります。
この日は、一般社団法人国際ふりかけ協会が元祖ふりかけと認めている
「ご飯の友」を作った薬剤師、吉本末吉さんの誕生日なのだそう。
大正時代の日本は食料も乏しく、カルシウムが慢性的に不足していました。
それを補うため、「魚の骨を細かくし、おいしく味付けしてご飯にかけて食べる」
という発想で誕生しました。これが日本での元祖ふりかけ「ご飯の友」。
このふりかけは現在も熊本県のメーカーが生産しており、販売されています。
広島に本社を置く会社が製造している「旅行の友」は、大正時代、
海軍からの新しい保存食の開発を要請された社長が
「戦地で食べ物に困らないように、少しでも栄養価の高い食べ物を
なんとかして食べさせてやりたい」との思いから作られました。
子供の頃よく食べた、のりたまは昭和35年に発売されています。
ご飯にかける以外にも、ゆでた野菜に混ぜたりスパゲティの味付けにも
使用できる「ゆかり」は昭和45年発売です。
市販のふりかけは、塩分が1食(2g)当たり0.3gくらいと塩分控えめなもの
が多く、当社の朝食献立にもよく使用させていただいています。
「食事は愛」の日米クックです。
春の風物詩のひとつ『桜鯛』
実は桜鯛はよく知られている真鯛です。
真鯛は桜が咲く3月~6月頃に産卵時期を迎えると、
雌は桜色に 雄の体には桜の花びらのような斑点が現れます
このような理由から、春に獲れる真鯛を『桜鯛』と呼ぶようです
桜鯛は「卵を育てるために栄養を蓄えているからおいしい」とか、
「卵に栄養が取られてしまうため秋に獲れるほうが脂が乗っていて
おいしい」等、いろいろな意見がありますが、
この時期にしか味わえない卵や白子を楽しめるのは魅力的です
卵は煮付けに、白子はポン酢で・・・といった楽しみ方もいいですね
お酒も進んじゃうかも
ちなみに、秋に獲れる真鯛は『もみじ鯛』と呼ばれます。
桜と紅葉。なんとも風情があります
花見やお出掛け自粛の中、桜鯛で春を感じてみませんか
「食事は愛」の日米クックです。
日本で行われている海外生まれのイベントはたくさんありますが、
ここ数年で認知度が上がってきている「イースター」について
ご紹介しようと思います
みなさんは「イースター」をご存知ですか
イースターの英語表記は「Easter」。日本語訳では「復活祭」と言われ、
イエス・キリストの復活と春の到来を祝うお祭りです
キリストの復活した日が日曜日だったということで、
イースターは『春分の日後の最初の満月から数えて最初の日曜日』
となっています。
今年は、4月12日がイースターでした
来年は、4月4日で、毎年日が変わります。
タマゴはキリスト教において生命の誕生の象徴、
イースターのシンボルでもあるため、
タマゴをキレイにペイントしたりして楽しみます。
一部の宗派ではイースターまでの一定期間に卵や肉、乳製品などを
禁止されることから、解禁日となるイースター当日の食卓には肉を中心に
卵、バター、乳製品などをふんだんに使用した
イースター独特の豪華な食事が並ぶようです
日本での認知度は上がってきていますが、
まだまだ定着していないのが現状です。
来年は思い思いの方法で卵料理やお菓子を作って
「イースター」を楽しんでみてください
「食事は愛」の日米クックです。
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