梅ヶ枝餅(うめがえもち)について
梅ヶ枝餅は、太宰府の食べ歩き、
お土産の定番として知られる焼き餅です
太宰府天満宮には、「学問の神様」と呼ばれる、
菅原道真公が祀られています。
無実の罪で京から太宰府に流され、不遇の生活を強いられた道真公に、
浄妙尼という老女が、餅を梅の枝にさして献上したといわれていて、
太宰府天満宮参道の門前町では、この故事にならい、
梅ヶ枝餅が作られるようになったそうです。
梅ヶ枝餅は、もち米とうるち米の米粉を水で溶かし、
あんこを包んで焼いたシンプルなお餅で、
梅の花の焼き印が押されています。
毎月25日には、よもぎ好きだった道真公の
誕生日(845年)6月25日と
命日(903年)3月25日
によもぎ入りのものが販売されます。
参道には、たくさんの梅ヶ枝餅屋さんが並んでいますが、
お店ごとに生地や、あんこの甘さも違うので、
太宰府に行かれた際は、ぜひ食べ比べしてみてください
なお、天満宮の境内には、約200種類の梅6000本が植えられていて、
2月下旬から3月上旬には、早咲き・遅咲きの
両方の梅の花を観ることができます
「食事は愛」の日米クックです。
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