岡山の名産品 その2 ~ばら寿司~
岡山の郷土寿司と言えば、「ばら寿司」が有名です。「祭り寿司」とも言います。
~ばら寿司の由来~
調べたところ2つ説があるようです
岡山のばら寿司は、その名前のとおり、庶民がお祭りのときに
食べたもので、昔は具が底に敷き詰めてあり、上から見ると酢飯だけが
見える状態のものでした。当時は贅沢が禁止されていたようで、お殿様や
お侍さんに,『庶民は祭りのときも質素な生活をしていますよ』とアピール
しておいて、お殿様などが立ち去った後に、そのお寿司をひっくり返して
沢山の具がのったお寿司を食べたようです。
江戸時代、備前岡山の大名であった池田光政は、家来や国の人々に
贅沢をしないようにと、「食事は一汁一菜とする」というお触れを出しました。
そこで、祭りの日などの特別な日に、ごちそうを食べたい人々は、
魚や野菜を目立たないようにすし飯に混ぜ、見た目は一汁一菜ですが、
中にはたくさんの具が入ったごちそうである「ばらずし」を考えたとのことです。
岡山駅でも駅弁として祭り寿司も販売しています。岡山に来られた際は、
是非、食べてみてください
(我が子に桃太郎の服を着せてみました )
「食事は愛」の日米クックです。
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