岡山の名産品 その3 ~吉備団子~
岡山の銘菓と言ったら色々ありますが、
今回は吉備団子についてお話しします。
江戸時代末期、備前池田藩の茶人家老の伊木三猿斉(いぎさんえんさい)
の勧めで、四道将軍の一人、吉備津彦命をまつる吉備津神社の境内の
茶店に、武田浅次郎によって、きびだんごを茶席にもむく求肥菓子に
作ったのが始まりとされています。
吉備の国ときびを結び付け、求肥の吉備だんごが作られました。
もち米と水飴、上白糖、きびが主な原料でした。
また、江戸時代備前岡山できびを作ったところ、豊作だったため、
だんごを作り、吉備(現在の岡山県南部地方)の国名にちなんで
吉備だんごと名づけたともいわれています。
全国的に知られるようになったのは、明治24年以降岡山を通る
兵士たちが「桃太郎のきびだんごは縁起が良い」と言って
全国に持ち帰り、広まっていったそうです。
岡山にお越しの際は、吉備団子を是非お試しください
「食事は愛」の日米クックです。
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