節分 ~豆の種類について~
前回に引き続き節分の豆の種類や地域での違いなどについてご紹介します。
豆まき用の豆は必ず火を通す
みなさんは豆まきをする時はどのような豆を使用していますか?
節分に使う豆まきの豆は『大豆』を使われることが多いです。
豆まきを始める前にあらかじめ大豆を炒っておきます。
生のままの状態だと豆をまいた後に発芽してしまいます
豆まきで使用する豆は邪を祓い封じ込めてくれるとされており、
豆の中に邪がありそれが芽吹くという事がないように火に通して
煎ることで発芽しない豆で豆まきをします。
語呂合わせの話もあり、
・ 豆=魔目
・ 炒る=射る
このことから「魔目を射る」(まめをいる)
つまり鬼の目にぶつけてやっつけるというそんな理由もあるそうです
豆は地域によって違いがある大きく分けて2種類あります。
東京より南は豆まきに大豆をまく地域が多く、
北海道、東北、北陸と九州の南の地域(鹿児島県・宮崎県)では、
落花生をまくことが主流になっているようです。
落花生をまく理由は、
・拾いやすいから
・拾って食べても汚くないから
といったことからです。
外へまくのは大豆、家の中にまくのは落花生
といったように、分けて使うのもいいですね
「食事は愛」の日米クックです。
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