啓蟄(けいちつ)
暦は中国から日本に伝わってきたもので、この暦を春夏秋冬で
二十四分割したものを二十四節気と呼びます。
二十四節気の場合、一年は立春にはじまり大寒で終わるのです。
二十四節気では、『立春』『雨水』が終わり、
今年は3月5日から『啓蟄(けいちつ)』の訪れとなります
「啓」・・・開く・開放する
「蟄」・・・虫が冬になって地中にこもる
という意味から、地中にこもっていた虫たちが暖かくなり地上へ
出てくることから啓蟄と呼ばれており、
この時期の雷を「虫出しの雷」と呼んだりします
今回は啓蟄で旬を迎える食材を紹介したいと思います
山菜(わらび・ぜんまいなど)
啓蟄を迎えたころから雪解けも進み、徐々に山菜が旬を迎えます。
是非お浸しや天ぷらなどでおいしく春を感じてみてください
たけのこ
啓蟄で地上へ出てくるのは虫だけではありません。
たけのこも旬を迎え地上に顔を出します。筑前煮に入れたり、
たけのこ御飯にしたりとバリエーション豊かに料理できます
さより
普段はあまり見かけないほっそりとした魚ですが、啓蟄の時期になると
スーパーなどでも見かけるようになります
塩焼きやお刺身など旬の時期に味わってみては
冬が終わり春を迎えていくこの時期、お花見や歓迎会などは
コロナ禍で依然難しい状況ですが、
身近な所から春を感じ、気分を明るくしていきましょう
「食事は愛」の日米クックです。
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